MACuser95年8月号表紙

ソフトバンク社

真夏に出る書籍は、夏真っ盛りのイメージの表紙ばかりになるだろうから、ここは夏の涼しさを表現するものにしよう。基本テーマは、「アルバム」。

ごっつい装幀の本が、デジタルアルバムで、それをめくると思い出が飛び出して来るというものにしよう。思い出は、8ミリフィルムだったり、写真だったり、コインだったり・・・・・というような話で方針決定。

室内は、個人的趣味で、フェルメールのデルフトの町の一室もどきである。

使用ソフトはスカラプトのみだ、(曲がった紙の束のバンプマップのみをアニメーションマスターで作った)

当時、ステンドグラスの透過光がちゃんと色づく能力のある3D ソフトはスカラプトだけだったような記憶がある。

たいへんに苦労して、モデリングとマッピングをし、レイアウトを終えて、レンダリングを始めるとMACがとんでしまった。 しかも、スカラプトのファイルが消えて無くなった。思い出は消えていく・・・・なんてのんきな事は言っていられない。

スカラプトの販売元だったビクトリィーソフトに電話で相談し、再びとばないような方法を工夫してもらった。

その電話で対応してくれた社長、君島氏こそ、後に時の人となる、君島一郎氏の長男「立洋」氏である。

君島氏は、「Sculpt」の素晴らしさをアッピールするために、「Shade」をけちょんけちょんに書いたことがある。それは、けっこう核心をついていて面白い文章だった。(問題もあったけど)

今、私は、この君島氏が書かれた「わが父 君島一郎」を思い出して読んでいる。

意外なまでに良い本で、君島氏の文章の豊富な彩りに感心するばかりである。これは、映画化されてもよいのでは無かろうか・・・。それはともかく、このような本を書ける親子関係は、素晴らしい・羨ましいと思っています。

このCG の思い出話でした。

CG/牽牛

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